
新着情報
WM2025 Conference の開催結果
世界中の知識を交換する年次フェニックス会議
毎年恒例のWaste Management(WM)会議には、世界中から3,000人以上が参加しました。放射性廃棄物の管理、廃炉、環境修復、およびロボット技術やAIを含む関連トピックスに関する最高の国際会議として広く認められています。
第51回となるWM2025会議は、これまでと同にアリゾナ州フェニックス市のフェニックスコンベンションセンターで、2025年3月9日から13日に開催されました。
今年のWM2025会議では、150以上の技術セッションにおいて、900以上の論文発表と60以上のパネルディスカッションが行われ、併設される展示会場では、業界最大の185以上の出展企業による展示ブースが出展されました。
詳しくは、WMSのwebサイト(www.wmsym.org)(英語版のみ)をご覧ください。
また、日本語による解説等の関連情報は、こちらをご覧ください。
このWM2025には、日本から約50名が参加し、以下に示す特記事項がありました。
(1) 技術セッション
・二つの福島第一廃炉セッションを設定し、東京電力HDおよび日本の大学・JAEA・企業から最新の状況を報告。これには、英国UKAEAも参加。
・世界のHLW処分に関するセッションに、NUMO理事長が参加
・D&D(除染・解体)セッションに、東京大学、東京電力HD、福島第一廃炉に参加している企業が参加
・人材開発セッションに福島高専の学生が参加
・Communicationsのセッションに東京電力HD委員が参加
(2) 展示会場
・世界中から約200のブースが出展され、日本の企業も出展
(3) 学生プログラム
(4) サイトツアー
・初めての試みとして、フェニックス市郊外にあるPalo Verde原子力発電所(運転訓練シミュレータ、使用済燃料乾式貯蔵施設)と米国緊急時支援センターPhoenix SAFER Facilityを訪問するツアーを実施し、日本からも3名が参加
会議の様子を紹介するVideoが公開されていますので、ご覧ください
WM SYMPOSIA について
当社の役員がDirectorを務めている 米国アリゾナ州の非営利団体(non-profit organization)である WM Symposia, Inc. の活動を紹介します。
VISION STATEMENT
WM SYMPOSIA, INC. は、世界の放射性廃棄物管理に関する教育と情報交換の場の提供に専念する最高の非営利団体であり続けます。
MISSION STATEMENT
WMS は、放射性廃棄物および関連トピックのための年次廃棄物管理シンポジウム (WMS) 国際会議を開催することにより、世界の放射性廃棄物産業の透明性と信頼性を高めるために、放射性廃棄物の管理と処分、および原子力施設の廃止措置について、安全で、環境に責任があり、技術的に健全で、費用対効果の高い解決策を議論し、追求するための最高のオープン フォーラムを提供します。
GUIDING PRINCIPLES
私たちは、テクニカル エクセレンスとビジネス イノベーションを重視しており、WMS は独立したオープンな情報交換の場を提供しています。
私たちは、放射性廃棄物の世界的な管理を改善するため、国際的な参加を重視しています。
私たちは、会議から得られる資金を活用した教育とメンタリングが次世代の放射性廃棄物専門家を育てると信じています。
私たちは、参加者のフィードバックに耳を傾け、適切な価値のある会議を提供することで、参加者の期待を上回ることができると信じています。
私たちは、ネットワーキングの価値を信じており、face-to-faceでのやり取りや専門的な関係を築くための場を提供しています。
参加者、出展者、スポンサー、講演者、ボランティアはすべて WM 国際会議の成功に欠かせない存在です。
私たちは、WMS の活動と提供物のあらゆる面で多様性を尊重します。
私たちは、WM 会議が、現在および将来の世代のために放射性廃棄物の安全な管理を確保するための優れたフォーラムを提供すると信じています。
このNPOの主要な活動として、毎年恒例のWaste Management(WM)会議を主催しています。
この国際会議には、世界中から何千人も参加し、放射性廃棄物の管理、廃炉、環境修復、およびロボット技術やAIを含む関連トピックスに関する最高の国際会議として広く認められています。
次世代の放射性廃棄物専門家を育てる教育とメンタリングへの支援として、奨学金、学生ポスターセッション、STEMプログラムにも注力しています。

